【コーチング記録】人間関係構築時の癖を知る

2023年12月16日

生きづらさを感じているので、自分を変えたいと始めたコーチング。
当初の予定は12/16(土)の夜でしたが、いろいろあって前日の12/15(金)の夜に行いました。
三時間という長丁場。丁寧にわたしがわたしと向き合うための質問や深掘りをしてくださったコーチに感謝!

セッションの流れと内容

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前回セッションから今日までの振り返り

  • ゆったりのんびり過ごしたよ
  • (わたし)手帳やメモ術好きなので、おすすめの書籍紹介するよ〜 → (コーチ)この情報求めてる人たくさんいるよ
  • 人のいいところに気づけるって素敵な才能だね
2

人間関係の構築がうまくいかなかった人とその共通点について

御局様とパワハラ上司と今まさに悩んでいる人について挙げて、それぞれどういう関係性でどういう点で構築できなくて、という前回のセッションと同じ内容を対象ときっかけを変えて行いました。

ここでは個別の事例を深掘りしました。

3

パターン化するための質問たくさん! 必死に考える

質問内容忘れてしまうくらい、たくさん質問されました。
覚えている範囲では以下の通り。

  • 小学校・中学校での人間関係はどうだった?
  • 部活・サークルでの人間関係はどうだった?
  • 恋愛面での関係性はどうだった?
  • 自分の性格でデメリットな面が出たなあと思うことを五つ

もっとあったはずなのですが思い出せない……。

いじめられっ子だったのでその話の途中で泣いた記憶はあります。
あえて「次敬語で話したら絶交だからね!」と言ってくれた優しい子にも敬語でしか話せなかったのも、高校入学初日に「もうここでは敬語で話す必要ないんだ」と思った開放感も今も強く残ってます。

4

そこからコーチが考えたわたしの癖について

  1. 目上の人に対して警戒心があり、初めから距離を取っている(投影)
  2. 同僚や部下といった仲間に対する距離は相手が作る距離に合わせる(パラダイム)

1つ目は自覚がなかったのですが、言われてひどく納得しました。
目上の人、自分を守ってくれると思っていた人に期待して裏切られて、というのを繰り返してきたから警戒してしまっている。らしい。なるほどなあ。
きっかけとなったのは多分小4の時の担任の先生で、その直後の母親の行動に不信感を覚えたのも今になって思えば、担任の行動が原因で庇護者のことを信じられなくなっていたんだなと思う。
あと、学校の先生と一対一で真面目な話をするとどんな先生相手でもどんな内容であっても毎回泣いてしまうのも、実はここに端を発しているのではないかと思う。

2つ目は自覚があるし、実際今直面しているどうにか改善したいけど距離取るしかないよなあと思っていた相手にも繋がると思ってる。
調和を大事にしたいというわたしの価値観が、調和を乱したくない、という思いに繋がって、わたしから積極的に何かを変えようとしない状態にしてしまっている。
これまでのパターンでそのうち一気に距離が空くんだろうなという距離感で接しているなと思っても、そのまま距離が開くまで放置し、距離が開いたら開いたでその開いた距離と同じ分だけわたしも距離を開ける。
他人に合わせるといえば聞こえがいいけど、他人に期待していないし他人に興味がない、とも言えるなと思う。

5

わたしの癖に名前をつけてみよう

名前のない現象に名前をつけると、その現象に対して認識しやすくなるそうです。
そして認識できるようになると、なぜか客観視できるようになる。

上記は少し前にバズっていたツイートですが、ここで触れられている『ヒス構文』に救われたばかりのわたし。必死に考えました。

距離感バグ問題からの逃避行動

少し長いですが、距離感バグ問題という人との距離感の作り方に関するわたしの癖があって、それに対する自分なりに見出した対処方法が逃避行動、というイメージ。
一気に身近な存在になった気がします。

6

『距離感バグ問題からの逃避行動』へ手紙を書く

これまでたくさん助けられてきた『距離感バグ問題からの逃避行動』ですが、それが原因で人間関係の構築がうまくいかなかったこともあったはずです。

御局様に目をつけられたのは、最初にわたしが一歩身構えて引いてしまったから、目について口撃したのかもしれない。
好き嫌いをあからさまな贔屓としてみせるパワハラ上司に好かれなかったのは、最初にわたしが相手から逃げたからかもしれない。
今まさに悩んでいる人は、相手と同じ行動を返すのではなく、受け身に徹するのでもなく、自分から行動を起こしていたら今とは違う関係が構築できたかもしれない。

どれもこれもたらればですが、否定しきれないのがなんとも言えない。

まずは感謝の気持ちを。
次に今後はこう変わっていきたいという目標を。
最後に、『距離感バグ問題からの逃避行動』への今後の挨拶を。

そんな手紙を、今後の自分への誓いも込めて書きました。

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作成した『距離感バグ問題からの逃避行動』への手紙全文

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距離感バグ問題からの逃避行動さん へ

他人に期待をしないから、自分の心を守れていたのかな。
鬱病になっているのだから、完全に良かったわけじゃないかもしれないけど、それでも今こうして笑っていられるのは、人にいい意味でも悪い意味でも期待をしてこなかったからなんだと思う。
誰かに期待をして、その期待に応えてもらえなかったら裏切られたと感じて、 もっと精神的にキツかったんじゃないかな。もっと自分を責めていたんじゃないかな。だからありがとう。

でも、これからはもうちょっと人に対して期待をしたり、自分から距離を詰めたり、現状維持に甘んじるんじゃなくて、変わっていけたらいいなって思う。
自分の中の結論を変えるためにも、まずはどの場面で変わっていくか、変える必要があるか、見極めができるようになりたい。
そのためにも、確実に自分が変わることでプラスの結果が得られる場面で試しながら成功体験を積んで、大丈夫だと言う安心感を得た上で次にチャレンジしていきたい。
これを繰り返すことで、期待する場面では人に期待できるようになり、自分から距離を詰めた方がいい場面では距離を詰めることができる人になっていると思う。

でも今の関係構築方法が全て間違っているわけではないから、現状を維持した方が楽に生きられるような場面(今の距離感や関係性のままがいい場面)では、これからも協力よろしくね!

ちなみに現状の人間関係構築方法が非常にフィットしたのが、今の職場です。
プライベートについて仕事に関わる範囲外では一切話さない。でも、雑談をしないからといって、仕事上の仲は悪くない。
今の職場がやりやすいの、フルリモートで、テキストコミュニケーションで、みんな大人だからだと思ってましたが、違うのかもですね。
フルリモートでもプライベートに踏み込むようだと辛いかもしれない。あくまでビジネスライクなお付き合いが可能な環境=わたしの仕事が長続きする環境なのかも。

7

全体を振り返って印象に残ったこと、感じたこと、伝えたいこと。

誰に対しても最初はフラットに接しているつもりでしたが、目上の人相手には距離をとっていたのかと驚きました。驚いたけど、納得もした。

私の中にある人との関係性を構築するグルーピングは以下のみっつ。

  • 上司や目上の人、人や組織を導く立場の人
  • 同僚や部下、人や組織に導かれる立場の人
  • 視界に入れないようにして極力関わりを減らして、自身の心の安定を保つ必要がある人

最後はこれまで言葉を悪く言えば切り捨ててました。諦めてました。
そうして視界から外さなくてもいい方法になるかもしれないのが、初手で意識してフラットに接することなのかなと思います。ここにカテゴライズされるけど付き合わないといけない人って記憶の中にあるのは全員、ひとつめの『上司や目上の人、人や組織を導く立場の人』枠だった人たちなので。

そして自分を変える一歩を踏み出すための宣言。
今悩んでいる相手との関係性を、相手に合わせて距離を取るのではなくこちらから距離を詰めてみます。
あのコミュニティに迷惑を掛けたくないので、ちょっとずつ試しては逃げての繰り返しになるだろうけど、がんばってみます。

まとめ

そんな感じで2回目のセッションが終わりました。
冒頭にも書きましたが、三時間という長丁場。一緒に向き合ってくださったコーチに感謝。

コーチには「本当にうつ病? 病院通う必要ある?」と聞かれるくらいには、2週間ずっと精神状態フラットだし、セッション中も自分と落ち着いて向き合えていたそうです。
それでも睡眠時間が足りてなかったことが原因で疲れて「死にたい」って言葉が浮かんだこと、コーチには浮かんだ当日に伝えたはずなんですけどね。笑

あと、理解力が高いからセッションもかなりいい感じに進んでいると褒めてもらいました。
書類の備考欄まで丁寧に読み合わせてるみたい、とのこと。わーい。
この調子で自己理解を進めていきたい。