月報:2023年10月

2023年11月05日

こんにちは、いとです。

つい先日9月の振り返りをしたばかりですが、10月の振り返りを行います。
10月はただひたすらにのんびり身体と心を休めようと思っていたし、実際に中盤までそうして過ごしていたのですが、多分今年一番の大きなイベントがありました。祖父のがん発覚です。

そんなこんなで結局精神的な疲弊を取りきれぬまま、11月に突入しました。
いつも通り、10月にあったことを振り返っていきます。

お仕事(雇われインハウス)について

同じチームで同じ業務に携わっていたメンバーが先月末で退職していました。
そして、新しいメンバーが派遣されてきました。

細かな話ですが、わたしはコーダーとして今の会社に派遣されています。
先にあげた退職したメンバーはディレクターですが、ほぼコーダーとしてしか仕事をしないまま辞めていきました。
新しく入ったメンバーもディレクターですが、コーダーとしての仕事しかまだしていません。

結構な大規模サイトなので、サイト構成を把握するためにも最初はコーダーとして作業をする、というのは理にかなっていると思うので、個人的にそのことについて思うところはありません。

が、その新しく入ってきたディレクターがいろんな意味ですごいのです。
いや、もう、本当すごい。
愚痴にしかならないので詳細を語りたくないのですが、そうすると選べる言葉がなくなって、すごいとしか言えなくなるのは承知の上で、本当にすごいのです。

個人的にディレクターにはコミュニケーション力が必要だと思っているのですが、テキストだということを抜きにしてもすごいんです。反面教師というレベルではなく、わたしの中での当たり前ができてないんです。むしろわたしの当たり前がおかしいのかと、悶々としてしまうレベルです。

シナカフェで相談したら、お疲れ様、と言われました。
「他人を変えることはできないから、そういう自分とは違う世界線で生きている人なんだねー」と割り切るしかないよ、とも。

まあ、そういう方をお相手しているディレクター(社員)が非常に大変そうで、言葉を必死に選んでるし感情を抑えてるのも伝わってきていて、がんばれってなってます。
でも、コーディングしかまだ担当していないディレクターのいろんな皺寄せが社員ディレクターとわたしに来ていて、ちょっと辛い、みたいなそんな状態です。

ただ思うのが、本当にフルリモートでよかったな、ということ。

フルリモートなので、社員ディレクターもわたしもワンクッションおけています。
だからわたしはちょっと精神的に苦しいけど、それだけですみます。
これが対面で、ワンクッション感情を抑える時間が取れなかったら、間違いなく体調を崩していました。

何よりそういう感情を伝えないようにと心配りのできる社員ディレクターとの仕事であることが、本当に助かるなと思っています。
(もちろん、社員ディレクターにも気になる癖はあるんですけど、完全に完璧に自分と相性がいい人なんていないので、互いへの気配りができているのが最高だよねで終わる話だと思っています)

とりあえずそんな感じで。
他人に期待しないようにすることは心がけてはいるものの、自分の中にどうしても最低限これくらいは……みたいな基準は設けてしまう癖をなくすいい練習だと思ってがんばります。

そしてもし、ここを読んでいるディレクター志望やコーダー志望の方がいらしたら、以下の点に留意いただけるときっといろんな方が喜ぶと思います。

  • 質問は、できるだけ具体的に行いましょう。
    可能であれば、何を試したかやどう考えているか、なども添えましょう。
    • 「エラーが出ました!」だけでは誰も何も答えられないので、せめて「どんなエラーが出たか」教えてください。
  • 分からないことに直面したら、一人で悩んで半日以上過ごすのではなく、早急にヘルプを出しましょう。
  • 作業状況は定期的に報告しましょう。
    • その日行った唯一の作業にも関わらず終わっていないなら尚更です。
  • 複数回指摘されたことは、次から指摘されないように心がけましょう。
    • 質問の仕方とか、作業状況報告とか、毎回同じ指摘をする必要がある相手の作業時間も考慮しましょう。
    • 行間や暗黙の了解を読み取る努力はしてほしいです。
    • 本音を言うなら一度でも指摘された内容は気をつけて欲しいですが、人間誰しも癖はすぐに変えられないので。わたしも変えられないので。

あくまでこれはわたしの思う最低限です。他人に押し付けるものではないと今回のことで学んだ内容です。
でも、心がけないよりは心がけた方が業務が円滑に回ると思います。

そしてこの最低限を他人に求めない努力をわたしはします。丸くしたい。丸くなりたい。

それはそうと、普段は小さな改修ばかりなのですが、今月はちょっとボリュームのあることもしました。
相関図を4つ作成したり、3種類のスライダーを実装したり、というものです。

相関図のコーディングについて
CSSだけで作るスライダーの実装について

いろいろ考えることがあって楽しかったです。
マークアップもCSSも一から書き直したくて仕方がないけどそのまま残す、という制約の上でできることはしました。楽しかった。

お仕事(個人事業主)について

同級生から受注したWebサイトのこと

こちらは完全に作業する余裕がありませんでした。

「本業優先でいいよ、むしろプライベート大丈夫?」と心配してくれる友人に感謝しかありません。
本当ごめんよ……。

自己学習について

活動できる状態ではなさすぎると実感したので、参加しているオンラインコミュニティやサロンの見直しをしました。
無料のコミュニティはわざわざ退会する必要もないのでそのまま残していますが、今後はROM専ですらなくなりそうです。有料のコミュニティはシナカフェだけを残して、他はすべて退会しました。

正直、豆カレを続けるかどうかは非常に悩んだのですが、個人で仕事を受注できる状態ではないのでサポートは不要だなと思いまして。そうでなかったら、サポートが欲しいので間違いなく加入を続けていました。
本当あったかくて相談もしやすい、よいスクールであり、よいコミュニティです。スクールを卒業したばかりの駆け出しの方には非常におすすめします。

ところで、過労死ラインについて調べてみました。

発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日として月160時間の労働とする。1日4時間の時間外労働をして、1日12時間勤務が続く状態。又は労働日の20日各2時間の時間外労働と、1日10時間勤務で4日の法定外休日出勤という1日10時間勤務が続く状態、1ヶ月の総労働時間が240時間)が認められる場合。

あるいは、発症前1か月間におおむね100時間(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日とすると。1日5時間の時間外労働をして、1日13時間勤務が続く状態。又は労働日の20日各2時間50分の時間外労働と、1日10時間50分勤務で4日の法定外休日出勤という1日10時間50分勤務が続く状態、1ヶ月の総労働時間が260時間)を超える時間外労働が認められる場合をいう。

その他、発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね45時間(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日とすると。1日2時間15分の時間外労働をして、1日10時間15分勤務が続く状態。又は労働日の20日各32分30秒の時間外労働と、1日8時間32分30秒勤務で4日の法定外休日出勤という1日8時間32分30秒勤務が続く状態、1ヶ月の総労働時間が205時間)を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できる。

過労死ライン – Wikipedia

官公庁のWebサイト等から探したかったのですが見つけられなかったので、Wikipediaから引用しました。

ここで気になったのが、1ヶ月45時間の時間外労働の時間があると関連性が出てくる、という点。
わたし、この時間は確実に超えて個人事業主としての活動をしていました……。

という反省点はともかく、勉強時間をこの時間外労働の時間に含めるかどうか、です。

わたしとしては楽しくて行う自己学習ですが、スキルアップのためでもあるので業務に関係すると言えばするとも思うのですよね。
もちろん強制力はないのですけど、こういうのを前提にした上で、どう心身の健康を保ちつつ勉強時間を確保するか。
あまり体が強い方ではないので、もっとじっくり考えないといけないなと思いました。

その他

読書にまつわるあれこれ

全43冊で、内訳は小説20冊、漫画22冊、技術書1冊でした。
読書メーターで記録をつけているのですが、先月読んだページが9937ページらしく、あと1冊何か読んで1万ページ超えしたかったなと思いました。笑

冊数やページ数については、先月は心と体を休めることを優先にしていたので、いっぱい読んだなーという印象しかないです。
でも満足はしていないし、もっと読みたい。となっているので、自分の活字中毒具合に笑ってしまいます。活字がないと生きられない。活字くん、ありがとう……!

プライベートでのトピックス

冒頭にも記載しましたが、祖父が進行がんであることが発覚しました。
年齢や既往症、体力、本人の希望等々踏まえて、少なくとも手術はしない、という選択をすることにしました。

ただ、やっぱり本人ショックだし、祖母もショックが大きいようで、そのフォローにいろいろ動いています。
わたし自身もショックだけど、思ったより体調を崩していないのは、祖父母の精神的フォローをしないとと気を張っている面が大きいと思っています。それともあえてその事実と向き合わないようにしているので、そのおかげなのか、はたまた持病がかなり好転しているからなのか、理由の深掘りはできてませんが。
(深掘りしたら悪化する可能性もあるのでするつもりもありませんが)

どちらにしても家族会議を開いたり、ケアマネさんに連絡したり、あれやこれやでばたついたのも事実。

引き続き、倒れないように、自分で自分を甘やかす方法は模索していきたいと思います。